化石魅力化プロジェクト


岡山理科大学恐竜学博物館視察(令和7年1月23日)
 岡山理科大学恐竜学博物館の視察を行いました。
 この施設は「恐竜研究のプロセスが見える博物館」というコンセプトで、大学構内を会場に工夫を凝らした展示があり、関係者・学生・一般も自由に見学して触れることのできる、研究者や恐竜・化石マニアにはたまらない施設です。
 当日は、石垣恐竜学博物館長や担当の林先生から丁寧な説明を受けて視察することができました。(林先生は幼少の頃、「ゴジラ」を見たことがきっかけで恐竜に興味・関心を持たれたそうです)
 先生方は「にしかわ化石館」の存在もご存じな様子で、今回の視察をきっかけに交流が進めば良いと思います。


尾道市立御調西小学校出前講座(令和6年12月13日)
 
1月の出前講座に続き、今年度の6年生を対象に出前講座を行いました。
 今回も尾道市河内公民館主催事業として実施されたもので、子どもたちは実物体験を通じて学習を
深めることができました。
 また「出前講座後日譚」として、三次市(君田)で採集された岩から約1600万年前の「ウニの棘」と思われる化石も発見されるなど、今回の出前講座はさらに「化石」の奥深さを感じることができました。


「鬼釜」探索(令和6年11月8日)
 「鬼釜」(神石高原町新免)の調査を行いました。「鬼釜」は長い年月で浸食された石灰岩地形で奥行きが100m程あります。
 当日は、雨による水深のある水溜りが何か所もあり、ハシゴや板を渡して橋を作り奥へと入って行きましたが、危険なため最終的には3名しか奥までたどりつくことができませんでした。
 時期を改めて調査を行い、「活用・保存」を検討していけたらと思います。

   

   

化石館見学(令和6年10月17日28日)
 「東油木百楽会(10/17)」と「安田豆まめクラブ(10/28)」の皆さんが化石館を訪問され、故西川功氏が遺された「化石・鉱石類」を見学されました。
 初めて訪問された方もあり、改めて「神石高原町のお宝」の価値を感じられたようでした。


   

ゆきふるさとまつり(令和6年10月27日)
 今年度のゆきふるさとまつりに、「にしかわ化石館」として「化石レプリカ作り」体験教室のブースを出店しました。
 元地域おこし協力隊の尾森武尊さんに講師として協力してもらい、多くの子どもたちがレプリカを通じて「化石」の魅力に触れることができたようです。

  

第73回広島県公民館大会(令和6年8月8日)
 三原市文化ホール(ポポロ)ホールにおいて開催された本年度の広島県公民館大会において、全体
協議会で『~化石魅力化プロジェクト~「西川化石標本室からにしかわ化石館」へ』と題した事例報告を行いました。
 事例報告では、化石魅力化プロジェクトの「にしかわ化石館」立ち上げから運営に係る取り組みの成果と課題、生涯学習(社会教育)全体を巡る現状の問題提起を行いました。
 73回を数える大会ですが、参加者も少なく、生涯学習(社会教育)に対する意識や熱の低さも感
じた大会でした。それだけに、問題提起が少しでも関係者に響けばと思います。




「広島県立歴史博物館視察(草戸千軒
ミュージアム)(令和6年2月15日)
 広島県立歴史博物館(福山市)を訪問して研修を行いました。
 これは、「令和5年度早春の展示:博物館のおしごと展」を見学して、「展示の方法」や「資料の収集・保管」等のノウハウを専門家・施設から学び、「にしかわ化石館」へ活かすことを目的として企画したものです。
 県立歴史博物館の山川聡大学芸員から企画展の説明や、普段は一般入室禁止であるバックヤードの中で展示に使用する資材等の説明を受けたりして、中味の濃い研修をすることができました


尾道市立御調西小学校出前講座(令和6年1月23日)​
 尾道市立御調西小学校で6年生対象の出前講座を行いました。この事業は、尾道市河内公民館主催事業として実施されたもので、当日は御調地域公民館関係者や御調地域学校運営協議会等からの視察も行われました。
 この事業については、学社連携・融合事業として尾道市立御調西小学校が全面協力の形で実現したものです。改めて、尾道市生涯学習の先見性を感じました。


豊松小学校体験学習(令和5年11月20日)​
 豊松小学校6年生2名が化石館にて、「化石クリーニング体験」を行いました。
角度を変えたり、いろいろと工夫しながら「化石」を採り出すことができました。
 また、「化石・鉱物」に興味・関心があるようで、豊松で発掘した石を持参して、石のデータを仙石庭園(東広島市)​で鑑定してもらうことになりました。


神石高原中学校「地域ふれあい行事」(令和5年11月8日)​
 神石高原中学校「ふれあい行事」が開催されました。今回の行事では現場の露頭から実際に「化石発掘」を体験し、中には大きなビカリアの化石を発掘した生徒もいました。


神石高原XRキャンプフェス2023(令和5年9月16日)​
 神石高原XRスクールが化石館において、中西プロジェクトリーダーから「化石」の説明を受けながら、「化石」をスキャンする実習を行いました。
​ スキャンされた「化石の映像」は、9月18日に神石高原ティアガルテンで開催されたスタンプラリーで使用されました。


「えほんの国」出前講座2(令和5年8月19日)​
​ 昨年に引き続き、「ふくやま子育て応援センター」からの依頼を受け、「化石出前講座」を開催しました。
​ 今年も親子10組が「化石クリーニング体験」を行い、「巻貝」や「二枚貝」の化石を採り出し、大喜びで楽しい時間をすごしました。


「にしかわ化石館」発 油木の歴史大発見(地学編Part2)
​                    (令和5年8月7・8日)​
 昨年に引き続き、「広島県公民館連合会公民館等活性化モデル事業」(2年目)を実施しました。今回は松岡敬二先生(前豊橋市自然史博物館館長)を講師に迎え、油木小学校児童5名が「化石から学ぶ体験教室」を受講しました。
 内容 8月7日 体験活動「中生代地形探索・化石発掘」
         学習活動「カイエビ化石が生きていた油木」
    8月8日 体験・創作活動「化石クリーニング」
​         学習活動「中生代の生きものたち」


​RCC中国放送取材(令和5年5月30日)
 「平成ラヂオバラエティごぜん様さま」のコーナーとして、RCCラジオカーによる取材が行われました。
 当日は、中西正一プロジェクトリーダーがインタビューを受け、電波を通して「化石館」をPRしました。


​修学旅行生来館(令和5年5月19日)
 「神石高原町観光による地域つくり協議会」が中心となって招聘した、大阪市の中学校3年生が化石館を訪れました。
(油木地区へは14名がホームステイをしており、そのうち4名が来館しました。)
​ 松岡分室長の説明・指導で、化石・鉱石の見学や化石クリーニング体験を行いました。